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株主総会に株主により呼ばれないなどの差はあるのか

グラフ

株主総会とは、株式会社の業績評価や議決権行使など、会社にとって重要なことを決める会議です。
日本では、「所有と経営の分離」にもとづき、株主が会社の保有者となり、社長などの取締役は経営者となります。
そのため、社長らが推し進めた政策が失敗した場合などは、保有者が会議で責任を追及する権利が認められています。
それが、この総会です。
原則として、総会に呼ばれない人は存在しません。存在してはいけないのです。
ただし、会社側が用意できるキャパシティにも限界がありますので、必要数以上の証券を保有していて、高配当銘柄で配当金生活を送っている、そんなような株主のみが参加できるなど制限を設けている会社も存在します。

また、その会社の証券を持っているにもかかわらず、総会に呼ばれなかった場合は、「権利確定日までに手続きが完了しなかった」ケースが考えられます。
例えば、A社の権利確定日が3月31日だとします。
Bさんが、A社の証券を購入したのが、3月30日だった場合、手続きに数日かかり、4月2日に手続きが終わったとすると、権利確定日を過ぎていますので、BさんはA社の証券を持っていない扱いになります。
こうなると、会社側も確認できませんので、総会に呼ばなかったことが考えられます。
会社法308条1項本文では、「1株あたり1議決権の原則」を認めていますので、1枚でも証券を持っているのであれば、1議決権保有していることになります。
1議決権でも保有しているのであれば、総会に出席する出席権、質問権などを含む総会参与権が認められます。

もし、総会がある日に自身が呼ばれていないのであれば、証券会社または会社に問い合わせてみると良いでしょう。
多くのケースは、権利確定日までに手続きが終わらなかった場合です。
証券会社は、あくまでも会社と利用者の間に入って、仲介をする役目です。
そのため、お客様から証券会社に、「この会社の株を買いたい」と伝え、証券会社は、会社に対し「お客様が買いたいといっている」と伝え、証券を発行して貰う必要があります。
そのため、時間がかかってしまうのです。

もし、総会に参加したいのであれば、権利確定日よりも1週間程度早めに証券会社へ行き、手続きをすると権利確定日までに証券を発行してもらえるでしょう。
ギリギリに対応してもらおうとすると、どうしても手続きが混み合ってしまい、時間がかかってしまいます。
また、権利確定日までに手続きが終わっているにも関わらず、呼ばれないのであれば事務ミス等も考えられますので確認してみると良いでしょう。

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